はじめに
『対岸の家事〜これが、私の生きる道！〜』第7話とは、2025年5月13日に放送開始されたTBS火曜ドラマです。
ドラマ『対岸の家事』第7話ネタバレあらすじ
介護と“家族の問題”に直面する詩穂――FIREを目指したくなるリアルな現実
第7話は、介護や家族の問題が“明日は我が身”であることをリアルに描き、「自分や家族の将来のためにFIREを目指したくなる」と共感を呼ぶ回となりました。親切と自己満足の境界、家族の問題にどう向き合うか――現代を生きる誰もが考えさせられる内容です。
坂上さんの異変と認知症の現実
詩穂（多部未華子）は、近所の坂上（田中美佐子）の家で未開封の醤油が何本も並んでいるのを見て違和感を覚えます。その後、スーパーで坂上が万引きの疑いをかけられ、詩穂と中谷（ディーン・フジオカ）は坂上を家まで送り届けます。坂上は感情の起伏が激しく、同じ話を繰り返すなど、明らかに様子がおかしい。中谷は「認知症の可能性が高い」と指摘します。
“家族の問題”と他人の介入
坂上の一人娘・里美（美村里江）が現れ、病院受診を勧められるも「これは家族の問題だから口を挟まないで」と詩穂に拒絶します。詩穂はそれでも坂上を放っておけず、関わり続けようとしますが、中谷から「自分の気持ち良さのために他人を利用するのはやめた方がいい」と忠告されます。
“親切”と“自己満足”の境界
ドラマでは、親切心で行う行動が必ずしも相手のためになるとは限らない、という現実も描かれます。詩穂はかつて自分が坂上に救われた経験があり、その恩返しのつもりで動きますが、「相手の気持ちを考えない親切はただの自己満足」だと気づかされます。
認知症と介護のリアル
正式に認知症と診断された坂上は、薬物治療を受けつつ、詩穂と里美の見守りのもとで一人暮らしを続けることに。将来的には施設入所も検討し、里美がキャリアを諦めずに済む道を模索します。
「誰かを支えるあまり自分を犠牲にしてはいけない」「自分を大切にできる範囲で他者に肩を貸す」という、現代の介護の難しさと向き合う内容です。
それぞれの家族の転機
- 長野家では夫・量平（川西賢志郎）の転勤が決まり、礼子（江口のりこ）は家族のあり方に悩みます。
- 詩穂は「自分の家事で応援したい人がいる。その気持ちを受け取ってくれる人がいる。だから私は幸せだ」と実感しますが、ポストには謎の女性（織田梨沙）からの嫌がらせの手紙が……。
FIREを目指したくなる理由
第7話では「親の介護」「老後の不安」「家族の問題は誰にでも起こりうる」という現実が重くのしかかります。
介護や家族の将来に備えて“経済的自立＝FIRE（Financial Independence, Retire Early）”を目指したくなる――
「老後や介護で自分や家族の人生が縛られる前に、自由に選択できる経済的余裕がほしい」と思わせる、切実なエピソードです。
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