はじめに

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』第10話(最終回)とは、2025年6月3日に放送開始されたTBS火曜ドラマです。
ドラマ『対岸の家事』第10話(最終回)ネタバレあらすじ
FIREを目指したくなる!? 共感必至の「許し」と“自分の生きる道”の選択
第10話は、「許し」と「選択」をめぐる家族の再生と、それぞれが“自分の生きる道”を見つける感動の最終回。FIREを目指したくなる現代の家族のリアルと希望を描いた、心に残るエピソードです。
父と娘、それぞれの「許し」の物語
詩穂(多部未華子)は、シングルマザー・はるか(織田梨沙)との出会いをきっかけに、「男は外で働き、女は家事をする」という“時代の常識”に囚われていた父・純也(緒形直人)を見つめ直します。「父を許すべきか」と葛藤する詩穂に、夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)は「許すも許さないも詩穂が決めていい」と背中を押します。
詩穂は父と再会し、父から「家事も介護も当たり前だと思っていた。いなくなって初めて、どれだけ大変だったか分かった」と謝罪されます。父は「詩穂が作ったご飯、美味しかったよ。ありがとう」と感謝を伝え、詩穂は涙ながらに父と向き合います。
中谷と母、親子の再会
一方、中谷(ディーン・フジオカ)も母・理恵(長野里美)と再会。かつて自分に手をあげたことを謝罪する母に、中谷は「親になって分かった。母さんだけが悪いわけじゃない」と受け止めつつ、「会いたいと思ったらまた会いに行く」と自分のペースで向き合うことを選びます。
礼子の新たな決断と家族の再出発
引っ越し準備と仕事の引き継ぎに追われる礼子(江口のりこ)は、同僚・今井(松本怜生)から「自分の人生の“トゥルーエンド”を選んでほしい」と背中を押されます。サプライズの七夕パーティーで、詩穂や中谷、はるか、晶子らが集結。礼子は「仕事を辞めるのをやめて、子どもたちに楽しんでいる自分の背中を見せたい」と宣言。夫・量平も「転職する。家族みんなで暮らす道を諦めたくない」と決意を新たにします。
“家事をする毎日は、幸せで楽しい”
詩穂は「このまま専業主婦でいいのかなと悩んだけど、家事をする毎日は幸せで楽しい」と自分の生き方に自信を持ち、苺には「楽しく生きている私を見せたい」と語ります。
FIREを目指したくなる理由
最終話では、
- 家族や親子の「許し」と“自分の人生を選ぶ”ことの大切さ
- 家事や介護の「見えない価値」
- 誰かの“こうあるべき”に縛られず、自分の幸せを自分で決める勇気
が丁寧に描かれます。
「経済的自立=FIRE(Financial Independence, Retire Early)」を目指したくなるのは、こうした時代や家族の“しがらみ”に縛られず、自分の人生を自分で選びたい――という切実な思いから。
「幸せの形は一つじゃない」と背中を押される、共感必至のラストです。
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